えーっと。今取りあえずほしい情報。全て「電脳コイル」についてのお話ですヨー。
・アイコのフルネームは? というか、名字はいいけど漢字が欲しいなあ。公式設定あるんだろうか。
・イサコのお母さん、すなわち幸子さんって、結局なにしてるんだろう。入院してるとは聞いたんだが。
・イサコのおじさんって伯父さん? 叔父さん? というかおじさん何の仕事してるんだろ。老けて見えるけど何歳?
・大黒市って金沢の近くでいいんだよね……
以上のような情報を求めているということは、何してるか丸わかりですねー。分かりやすいですねー。
……自分で勝手に設定してしまうかー。まあいつものことですが。
RPG「ソード・オブ・セレン」鋭意制作中! 現在作っているのはシナリオ#12「恋人たちの塔」。毎日コツコツ作ってますよ。
で、ちょっと製作に疲れたので、SoSが完成したら作ろうかなと思っている作品の構想をメモっておきます。ストーリー云々というよりは、システム周りの話になると思いますが。
●RPG「滅亡の魔剣」
◆ストーリー概要
舞台はアルシャーナ内海地方のどこか。時代はAD元年前後、SoSより1300年ほど昔の話。
まだ世界が大魔導帝国によって支配されていた時代。帝国傘下のとある辺境王国の宝物庫から、一本の剣が盗み出された。その剣の名は、「滅亡の魔剣ディズラウラ(月の魂)」。その魔力が解き放たれた時、世界が滅亡すると言われる伝説の魔剣だった。
国王は国軍を動員して、魔剣を盗んだ盗賊の行方を追った。しかし盗賊は魔剣の力で呼びだした魔物によって軍を蹴散らし、とある洞窟に逃げ込んでしまった。洞窟の中は複雑な要塞に造り替えられ、召喚された魔物で溢れんばかりになった。
このままでは、魔剣に取り憑かれた盗賊によって世界が滅ぼされてしまう。そんなとき、一人の少女が洞窟の前に現れた。「聖剣ブラッドシッパー(血吸丸)」を携えた少女の名は――トビア。世界を救い、やがて聖女と呼ばれることになる女である。
◆ゲーム概要
プレイヤーは聖女トビアを操り、洞窟の奥に逃げ込んだ盗賊を倒して滅亡の魔剣を奪い返す。洞窟の中は魔物によって要塞化されており、罠や仕掛けがたくさんある。
一人では危険なので、トビアは洞窟にほど近い街で、仲間を集めることができる。戦士、術士、盗賊など。戦士が多ければ強いが、戦闘だけでは切り抜けられない。便利な魔法が使える術士、罠を解除したり鍵をあけたりできる盗賊も必要。
アイテムの所持数に制限があり、いくらでも道具を持ち込むことはできないし、洞窟で手に入れた宝を全て持ち帰ることも出来ない。その取捨選択が大切。取捨選択の要素として、
1:食糧、薬 食事と睡眠を取ることでMPを回復できる。薬を使うと睡眠時のHP回復量が増す
2:予備の武器、防具 敵の性質に合わせて洞窟内で装備を変える必要があるかもしれない
3:魔法のアイテム 様々な局面で役に立つ。が、使い捨て
4:素材、換金アイテム 街に持ち帰れば金になったり、新しい武器が手に入ったりする
等。
◆コンセプト
TRPGをコンピュータ上でやろう、ということである。システムは「ファンタジーTRPGシステム Race」のものを流用する。が、一般判定まわりはちょっとアバウトすぎるので、そこは大きく改変を加える。
◆戦闘システム
基本的にRace流用なのだが、CRPGであるということに合わせて色々いじる。
◇戦闘の流れ
1:行動宣言
2:このターンの利決定
3:利が上位のものから順に行動解決
◇行動宣言
戦闘中にとれる行動は次のようなもの。
1:攻撃
攻撃対象まで指定しておくこと。「強打」などは攻撃オプションとして、技の範疇に含める。戦士しか使えないわけだ。
2:位置取り
次ターンの利を+5する。原作にはないが……こういうのがあってもいいかな、と。
3:構え直し
隙を半減するか、または-20する。(自動で有利な方を選ぶ)このターンは防御も回避もできない。
4:魔法
各魔法の設定に準じる。
5:技
魔法とほぼいっしょ。「強打」「防御専念」「庇う」はこの中に入れる。その他、「突撃」「居合い」「鎧通し」「兎歩」などの能動的な職歴系特殊能力、「光の構え」や刻印奥義などの特殊な魔法もこちら。
◇利決定
利基本値+2D6、と言いたいところだが……
2D6だと数値の分散が少なくて、利基本値が5ほども違うと、ほとんど利で上回るのは不可能になってしまう。どーせコンピュータで計算するんだから、もっと違うやり方でよかろう。
というわけで、利基本値+D20で計算する。利基本値が5違うと、先手を取れる確率はだいたい25%くらいか……ま、こんなもんだろう。
時間が無くなったのでまた続きはあとで。
「俺は賢者の学院で学んでいたんだが、“やつら”の陰謀に巻き込まれ、追放されてしまったんだ!
実は、この優れた身体能力は、“やつら”に身体をいじくられたからなのだ!」
「危ない妄想」
「これは妄想ではない」
「たぶん妄想じゃないとおもう♪」
「妄想じゃないんじゃないかな♪」
「ま、ちょと覚悟はしておけ♪」
しょっぱなからネタが濃すぎるだろうSNE。
最近、RPG作成の資料にと、新旧取り混ぜソードワールドのリプレイやらシナリオ集やらを収集している木許なのですが、やっちまいました! 盆休みにまとめて読もうと、どっちゃり古本通販しちゃいました!! ヤッフー。
その中の4冊が、「ソードワールドRPGリプレイxS」通称「猫の手冒険隊編」(全四巻)。今年の4月に最終巻が出たばかりの、非常に新しいリプレイ集です……というよりも、ソードワールド「最後の」リプレイなのです。
実は先日、今年のTRPG業界を一色に染め上げている(ほんとか?)「ソードワールド2.0」が発売され、20年あまり続いた旧ソードワールドのサポートは本年をもって終了してしまったのでした。SW2.0は世界設定もルールも新規に起こされた完全な別ゲーム。というわけで、2.0移行の直前に出版されたこの「xS」が、まさしくSW最後のリプレイと言えるわけなのです。
その最後のリプレイがこれまた……おもしろい!!
いやー、ちょっとずつ読み進めるつもりが、2巻終了のあたりから止まらなくなってしまって、結局残り全部一気に読んでしまいました。リプレイと一緒に、そのリプレイの元になったシナリオも収録されているということで、リプレイ+シナリオ集の一粒で二度美味しい感、さらにその融合によるこれまでにない楽しさ(うわー全然GMの思惑どおりすすんでねええええええ)も味わえました。
ゲームマスターを務めるのは、ソードワールドのシステムデザイナー、清松みゆき氏。かの有名なリプレイ第三部「バブリーズ編」のGMでおなじみの人です。GMがこれ以上ない「手練れ」であるのに加え、プレイヤー陣も(少なくともプレイングを見る限りでは)非常に重厚な構え。
TRPGの楽しさの一つは、プレイ中に次々生み出されていく「アドリブ」と「悪のり」なのですが、こいつはまさに諸刃の剣。実際に俺も経験がありますが、悪のりばかりが暴走したセッションほど、ぐだぐだに終始するものはありません。というわけでプレイヤーにもGMにも、上手く悪のりを消化する力が求められるのです。
プレイヤー側にすれば、それはギリギリのところで「空気を読んで」プレイする、ということになるでしょう。(脇道に夢中に鳴りすぎて本筋から離れちゃうとか、悪のりで言ったことの実現を強硬に主張するとか……駄目な例。)そしてGMにとっては、ダメなことはダメと判定する一方で、悪のりを上手く取り込んで面白いセッション(ストーリー、とはちょっと違うよね)を構築することが肝要。と、口で言うのは簡単ですが、これが非常に難しい。
ところがその点が、この「xS」は大変うまく行っております。だいたいキャンペーン全体を貫くメインシナリオにしてからが、キャラクター作成中にプレイヤーが放った「妄想」をベースにしたもの。途中、PCたちが好き勝手に放った迷言の数々が公式設定として取り入れられ、GMがその場のノリで出したキャラクターが後々重要な鍵を担い、そしてある女性PCの一時の悪のりが、最終回で、ほのがなしい、なおかつ希望と優しさに溢れた、清々しいラストシーンを創り出す――
GM清松氏にしてからが、過去に、うまく悪のりとアドリブを裁ききれずにキャンペーンをグダグダにしてしまった経験を持つ方です。(SWリプレイ第四部「風雲ミラルゴ編」、第五部「アンマント財宝編」については、木許はそう解釈しています)その経験をふまえてか、そして良いプレイヤーに恵まれたこともあってか、「xS」は全く見事なセッションになっておりました。
PCたちも非常に魅力的でした。
さすがにスイフリー率いる(率いる?)第三部パーティ「バブリー・アドベンチャラーズ(バブリーズ)」ほとではないものの、プレイヤー全員がかなりタクティカルな戦闘に手慣れている様子。天然おばかキャラのモニカ嬢すらもが、要所要所で立派に戦術的な行動を取っております。その「よく考える」姿勢は、シティアドベンチャーの部分でも発揮され、あれやこれやと策を立てて次々手を打っていくさまは圧巻の一語に尽きました。
木許の最初のお気に入りは、モニカ嬢と、従兄弟のトリム少年のインセストカップル(従兄弟だからセーフだけどさー)だったのですが……。最初はただの変人だったドワーフのズンさんが、とても自然な形で自分の変人設定を利用しはじめたあたりから印象が代わり、やたらに人生経験豊富なハーフエルフ・ソーサラーのユーリリアさん(通称:大首領)が、とんでもない腹黒属性を露わにしだしたところで完全にやられました。ユーリリアさんかわいいわー。その性格でふとしたときに語尾「にゃ」とかやめてくれ。そのくせ、熱血下僕ヒーローのウィンドくんのことは、ことあるごとにイジメ、いじりつつも、わりと好意を抱いてそうにみえたりな。もうだめだ。
そして最後は、グループSNEから集められた助っ人プレイヤー5名を加え、プレイヤー10人、GM1人、キャラクター数合計31人(匹)が入り乱れる、まさにソードワールドの歴史に終止符を打つ史上空前の大決戦!! これが燃えないわけがない。
……あ、でも戦闘だけでプレイ時間4時間ってのは、そんなもんかーって感じですね。ええ。バトルテックよりはだんぜん短いですよ。
というわけで、ソードワールドRPGリプレイxS 猫の手冒険隊編、オススメです。リプレイ好きな人、SW好きな人は是非。
ソードワールドRPGリプレイxS
1:『猫の手冒険隊、集結!』
2:『猫の手勇者くん、突撃!』
3:『猫の手お気楽娘、幻惑?』
4:『猫の手超人王、激闘!』
全て、
著者:清松みゆき/グループSNE
富士見ドラゴンブック(富士見書房)