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2008年05月31日

 ■ ハーメルンのバイオリン弾き

 最近、ネカフェに通ってちょっとずつ読み進めていた「ハーメルンのバイオリン弾き」をようやく全巻読み終わりました。
 子供の頃、ガンガンを買っていたときに中盤あたり(ヴォーカル編くらいまで)は読んでいたんですが、その後ガンガンを買わなくなってしまったため、それっきりになっていたのでした。

 いやー、面白いマンガでございました! 基本的にはあの滅茶苦茶なギャグが面白いマンガでしたが、お話の展開そのものも王道ファンタジーまっしぐら。それでいてストーリーの根幹部分をギャグにしてしまう遊び心も忘れない。
 キャラも最高。ケストラー様はつま先から頭の天辺まで、一片の曇りもなく完全無欠の大魔王でありました。けったくそ悪いことしか考えないくせに、なぜか美しさすら感じてしまうのは、「悪」の道に一本貫き通した鋼鉄の「スジ」のおかげでしょうか。だいたい、「魔王が魔族のエネルギー源になっている」とか、そういう強さ以外のところで重要性を持った魔王ってのは、戦ってみるとそんなに強くなかったりするもんだろう!? なんなんだ終盤のあの強さは! あんた生身で劇場版ラミエルと互角にどつき合えるよ!

 問題と言えば、勢いだらけで、ちょっとゴチャゴチャして見にくい絵と、それからあんまりといえばあんまりにもクサすぎる台詞というところでしょうか。いやー、クサいのも別にいいとは思うんですが、ハーメルンはキメるべきシーンの台詞が全部クサいので、ちょっとやりすぎかなーという気もしないではありません。

 というわけで興奮気味にお送りする感想でした。次は何を読もうかなー。

投稿者 darkcrow : 2008年05月31日 22:01

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コメント

ハーメルンのバイオリン弾き懐かしいなぁ。
俺は逆に序盤読んでないけどなw

もう随分忘れたから読み直してみようかなぁ・・・

投稿者 ああああ(フザケテルワケデハナス : 2008年06月01日 03:34

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