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2006年05月18日

 ■ ファイナルファンタジー12 感想

 クリアしましたんで感想など。ネタバレになりますから、読みたい方だけ、「続きを読む」をクリックしてくださいまし。

 いやーストーリーどうでもよかったー!
 というのが全体の感想。ガンビットをいじるのとか、モブをペチペチ潰していくのとかは、かなり楽しかったと思います。しかし中盤(具体的には、「さあ帝都に行こう!」となるあたり)でちょっと飽きてきて、そこから先は牽引してくれるものが何もなかった。ほとんど義務のように最短ルート(戦闘もほとんどエスケープで飛ばしていた)でクリアを目指すのが、正直に言ってしまえば苦痛でした。
 飽きちゃったお前が悪い、と言われればそれまでなんですけども。
 もし、あの飽きてきた辺りで、話の盛り上がりが気分を引っ張ってくれていたら……と思うのは高望みかなあ。

 映像はもう、確かに凄いとしかいいようがないですね。10のとき、カメラを自由に回せないのがすごく不満だったんですが、今回はそれも解消されていたし。9のときあったのに10で消えていてガッカリした「!」が頭上に出る機能も復活したし。俺は元々高低差のあるビル群とか高架道路とか橋とかが大好きで、だから梅田、十三、淀川のあたりとか、瀬戸大橋屋島PAとか大好きなんですが、そういう街を存分に見て回れるという楽しみはすごくありました。
 一番のお気に入りはどこかな。やっぱり帝都かなあ。旧市街から高層ビル群のほうを眺める橋の所、ああいう風景が好きなんです。

 あとは細々と。

◆主人公チームのみなさん◆

●ヴァン
 主人……公……?
 いい奴ではあったけど。

●パンネロ
 地味で。イモっぽくて。何やってもダサくって。ええもう。大好き。
 個人的な趣味じゃねえか! ミストナックのときの「ばんじゃーい」が特にすばらしい。

●バルフレア
「この物語の主人公さ」「主人公は絶対に死なないのさ!」などの言葉をそのまんま体現した男でしたなあ。聞くところによると、FFTのムスタディオと名字が同じなんだそうですよ! つまりご先祖さま! ……ってことは、ムスタディオはダルマスカ王家の末裔!?
 まあ、こいつのことだから、あっちこっちで種蒔いてるんでしょうけども。

●フラン
 うさぎ三姉妹のまんなか。おしりがエロかった。

●バッシュ
 いまどき双子!? と思った。
 あと、こいつのおかげでレオス・クラインの台詞をイメージしやすくなった。

●アーシェ
 お話としては、いちおう彼女の葛藤がメインになっていたんだろうか。でもあんまり葛藤してるように見えないんだよな。「力が欲しい」っていうのはそれなりに説得力あったんだけど「でも復讐したってしかたがない」っていう答えに至る道筋がよく分からないというか。もっとこう、復讐やるなら少しやっちゃって、それでも全然心が晴れないよ、みたいなイベントが実際にあればよかったのになあ。
 あと……結局「お前はやめて」ってなんだったんだろう。ヴァンとの関係が、そこから進歩していくんだとばかり思っていたのに、何もないし。ただ雰囲気悪くしただけ……

◆ジャッジマスターのみなさん◆

●ガブラス
 予想に反してすっっっっっげえ小物でガッカリした。

●ギース
 ミスター死亡フラグ。「この破魔石を手にした者が覇王……ふふふ、ヴェイン様でなくともよいわけだ!」を始めとして、もう見ているこっちが辛くなるほど、死を予感させる台詞を吐きまくっていた。面白いおっさんだった。

●ザルガバース
 お前はベン・ウッダーか!

●他2名
 省略。

◆その他のみなさん◆

●ヴェイン・ソリドール
 お前は世紀末覇者か! でなきゃ伝説の超サイヤ人か!!
 もう、あの筋肉ムキムキっぷりは笑うしかない。おかげでラスボス戦はニヤニヤしながら遊べた。ちーとも貫禄のないラスボスではありましたが。

●ラーサーくん
 仲間に入ったときはハイポーションからエクスポーションまでもを惜しげもなく投げてくれて非常に頼りになった。どんだけお大尽なんだ。さすが皇族。

●シド
 研究所で戦ったときは、まさかこいつがラスボスじゃあるまいなと思った。シリーズ通してみても、かなり上位に食い込む愉快なシドでありました。まるで日曜洋画劇場のようだ!
 魔審銃(マシンガンと読むようだ)を乱射する時のシドはもう最高。

●アルシド
「わぁれわれの諜報部はァー、きわぁめて優秀でぇしーてぇーえ」と若本声で。
 どれだけ真面目な話をしていても笑うしかないこの声は、もう神業の域に達していると思う。
 あと、一言も喋らない秘書の女の子が死ぬほど可愛かった。しかもエンディング見て驚愕!! 4人もかかえてるのかよ秘書!! 若本コノヤロウ!!

●ヨーテ
「よくもずけずけと人の中に入る! 恥を知れ、俗物!!」 ……じゃなかった。とにかく声がハマーンさまの、うさぎ三姉妹うえのあね。
 しかもあの可愛いうさちゃんスタイルでこの声。正直……その……!
 エンディングのイラストでの可愛さを見るにますます……その……!

 というわけで感想おしまい。なんでだろう、主人公たちよりサブキャラについて書くときの方が気分が盛り上がっていたのは……!

投稿者 darkcrow : 2006年05月18日 20:26

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コメント

ぶぶぶwクリアおめですー☆
なんというか、自由度が高くなりすぎて、こ~には手がつきましぇんw
無論クリアなんて遠・・っ凹まぁなんていうか、この感想を呼んでこのゲームのエロさについて、よくわかったような気がします!!!(*ノωノ)ありがとう!!!!

投稿者 こ~。 : 2006年05月18日 23:23

おめありーです。
こーちゃんもやってたんですな。確かに寄り道できるところが山ほどあるんで、ちょっと戸惑うこともあるかもしれませんね。
でも基本的に「あっち行け」「こっち行け」の繰り返しばっかりなので、落ち着いてやれば平気ではあるのだが!!(褒めてない)

まあエロさだけでも感じて貰えたら感想書いた甲斐があったというものだ!! うん!!

投稿者 木許慎 : 2006年05月19日 20:47

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